定期テスト攻略法

みなさんこんにちは!
今回は磐城高校の定期テスト対策について、先生一人ひとりにインタビューした、まとめを掲載していきたいと思います。
高校生のみなさんには、今回の記事を読んで先生方の出題形式だけではなく、その出題意図まで理解し、学力向上に利用して欲しいです。
ぜひご覧ください!

磐城高校版

1.古典    S先生
   今と昔では違う言葉を使っている私たちだが、その違いをリンクさせることを目標に授業を展開しているS先生。例えば、「いいにおい」。現代では「良い匂い」という意味だが、古典の世界では実は、「良い景色」なんだそう。表向きでは姿形が変わっている古語単語も本質は同じで現代と変わらない。そんなS先生の授業中の話は全く違う視点で物事を見る感覚を養ってくれる。
   
 →定期テストでは、
  1. 知って欲しい内容を問う
  2. 授業で話したこと 特に表面的な文法や語句の意味のみならず、内容を重点的に

2.  地理    Y先生
    2年後から新しくなるセンターに代わる新テストに向けて、本質的な地理の知識を問う。

  →定期テストでは、
  1. サクシード(ワーク)をしっかりやること    
  2. ワークで用語のみの出題でも用語だけではなく、意味や実際の地形とも関連されられるようにすること
  3. 授業ででた内容と関連して新しい地形図を読み取れるようにすること
  4. 地形図の読解をできるようにすること

3.  C英・英表  O先生
 共通テストに向けて新しい形式での出題を加えているO先生。様々な観点からテスト対策をして下さっている。1年生の時の定期テストと大きな変更はない。

   →定期テストでは、
  1. 長文では、単語の穴埋めなど前後の文脈把握を出題する
  2. 単語の定義を疎かにしない
  3. 選択肢の正答数を明記せず、「すべて」選ぶ方式をとる
  4. 様々な形式(長文の要約、メール、手紙、ニュースなど本来の英語に近い形)を出題
  5. 自由英作文は検討中

4.  現国     A先生
 どんな模試やテストでも、過去問を解くことが重要なんだそう。大学入試においても各大学やセンターのそれぞれの過去問を何年も解くことでパターンと傾向をつかむことがいちばんの対策である。

    →定期テストでは、
  1. 記述は一概に言えるものではないが、様々な観点からの複数の模範解答を見比べ、比較をしておくこと
  2. 小説には感情移入しないこと

5. 古典・現国   K先生
 ただただ現代語訳や古語単語の意味を暗記して定期テストに臨んではいけない、その先には、大学入試があるから。能動的な学習をすべきであるとインタビューをしながら感じた。自ら問いを作る作業をしていくべきであるとおっしゃっていた。

 →定期テストでは、

古典分野
  1. 現代語訳を自分で全部できるようにする
  2. 訳や省略されている主語、対象を補足しながら読む ×10回
  3. 本文を理解して自分で問いを作れるようになる
  4. 授業で扱う題材を元に古典常識を知っておく
漢文分野
  1. 白文で読めるようになり、白文で現代語訳できるようにする→読解できる
現国分野
  1. 予習プリントをしっかりやること
  2. 予習プリントをアレンジして、解答要素を意識して解答する
その他
  1. 予習、週末課題のクオリティーを上げていくこと
  2. 週末課題の記述問題では、ただ模範解答を写すのではなく自分なりの正答をつくること

6.  英表  K先生
 問題を解くごとに疑問を持つことが大事。英語の勉強に効率は求めず、時間をかけて、理屈、理由を答えられるまで勉強すること。文法はリスニングや長文、英作文にも効果的で疎かにはできない。

 →定期テストでは、
  1. exerciseを完璧にすること
  2. grammarを理解すること
  3. ターゲットは必ず音声を用いて発音、アクセントを理解すること→一気に理解できるので効率が最も良い

7.  数学   M先生

 →定期テストでは、
  1. 教科書をしっかり勉強すること   ハッキリわかるまで

8.   化学   N先生
 化学は穴が命取りになるので、基礎・基本をしっかりと理解しておかなければならない。周りを利用した勉強方法が良いのだそう。

   →定期テストでは、
  1. 教科書の問題をマスターする
  2. アクセスノート(ワーク)の問題も解く
  3. セミナー化学(ワーク)は復習として出題するかも(?)
  4. 基礎・基本を大事にする

9.   日本史B    O先生
 時代の変化と共通部分に着目して、勉強すべき。日本史の膨大な量の用語は優先順位をつけ、流れを掴むこと。
 
        →定期テストでは、
  1. 時代の移り変わりの変化に着目し、なぜ変化したのか、どのように変化したのか、変化の要因はどこにあるのかをしっかりつかむことが大切
  2. プリントは教科書の内容をまとめたものなので、教科書を欄外まで読んでおくこと
  3. イメージで捉えるためにも、図説も活用する
  4. 資料集は古代や中世が出しやすく、出典を気にして勉強すること

10.   数学    H先生

    →定期テストでは、
  1. 教科書の例題を、読むのではなく「書いて」解くこと
  2. 証明は、しっかりと手順を踏むこと

11.  数学  S先生

     →定期テストでは、
  1. 問題を解くときは教科書を見ない   ほかの参考書の問題を解くときも同様
  2. 問題量をこなす前に基礎固めが先   ex:教科書+4プロ  青チャートは+α
  3. 教科書の例題を見ながら問題解くのは甘い

12.  化学   K先生
 物理と同様に化学も自然現象の一部を切り取っていることを掴む。また、勉強において、「理論」と「理解」が大事で、公式と現象を連動させるべきである。

  →定期テストでは、
  1. ビーカーやフラスコなど実験や自然現象をしっかり理解する
  2. 手持ちの教材(セミナー)などから発展問題を出すかもしれない
  3. 教科書の問題を100パーセント解けるようにする

13.  C英   S先生
 去年と大きく傾向は変わらない。また、自分達で問題を出し合うことも有効。

 →定期テストでは、
  1.  本文を丸暗記→音読
  2. 教科書の問題を一通りやって、できるようにする
  3. 去年の問題を確認し、傾向を確認する

14.   物理基礎   H先生
 物理は「常にイメージを持つ」「友達は最大の教師」の2つを意識して勉強すると共に、がむしゃらに勉強すること。物理に慣れないと問題は解けないため、数をこなすことも重要。また、基礎基本も疎かにしない。

  →定期テストでは、
  1. 教科書の問題を全て解けるようにする
  2. ワーク(セミナー)の基礎問題を解く
  3. セミナーの応用(発展も)の自分が解けそうな問題を解いていく
この順で問題をこなしていくべきである。

15.   日本史  O先生
 時代の変化などの出来事を覚えるだけでなく、背景まで考えることを大切にする。

    →定期テストでは、
  1. とにかく数や量をこなしていくこと
  2. 語句だけではなく、その原因まで遡って考えること
  3. 時代と時代の違いを明確にすること

16.  地学基礎   B先生

    →定期テストでは、
  1. 地震などの計算は過程を重視
  2. ただ語句を覚えるのではなく、語句の説明を出来るようにする(自分の言葉で)
  3. センサーやワークから中心に出題

17.   世界史  K先生
 世界史は、一夜漬けなどの短期集中や普通の暗記では通用しない。
 
   →定期テストでは、
  1. 毎時間の授業を大切にすること
  2. 時代や場所などを自分で理解し、自分で説明出来るようにすること

18.  古典   S先生
 定期テストは基礎基本のカクニンである!

  →定期テストでは、
  1. その場しのぎの勉強法✖→将来に繋がる勉強法で学ぶこと(句形や古語単語、助動詞の意味などを復習する …etc)
  2. 基礎基本の反復を徹底すること

いかがだったでしょうか?
今回は磐城高校の2年生担当の先生方、18人にインタビューしました。
一人一人の言葉はちがくとも、勉強法のポイントが一致しているところが沢山あったはずです。効率の良い勉強を目指して頑張りましょう!
では、次の記事でまたお会いしましょう!